認 可 地 縁 団 体 法 人
栄町町会
 
会長 山本 肇
 
 


 
アンパンマンのお店
 アンパンマンのお店といっても、パン屋さんではありません。栄町の小さなお店です。そのお店の奥さんは手先が器用で、折り紙をよくしていました。お友達と近くの敬老館で折り紙教室を開くほどでした。ある時、赤と黄色と肌色の折り紙で「アンパンマン」を折って、お店のガラスのドアに貼りました。すると次の日から近くの保育園の子ども達が散歩に行く途中、目ざとく見つけて「アンパンマン」「アンパンマン」と大騒ぎです。それから毎日、散歩の時間になると「アンパンマン」と可愛い声が聞こえました。その後、暫くしてお店の奥さんは脊柱を痛め、手足が麻痺し折り紙が折れなくなりました。交代の「アンパンマン」はいません。陽に焼け・雨しぶきがあたり、色が褪めてしまいましたが、お店の看板マンは頑張ってくれました。ただ、今年お店の奥さんは亡くなってしまいました。どうしょう、お店の主人は、外してしまおうかとも思いましたが、一念発起して自分で「アンパンマン」を折ってみようと決心して作ってみました。ただ主人は不器用で、奥さんの残した折り紙を使い、折り紙の本を首っ引きで見てやっと仕上げたのですが、不格好で子ども達が見てくれるかどうか心配です。でも「アンパンマン」2世が無事デビューしました。「アンパンマン」は不滅です。

 栄町は練馬区で一番小さな町です。ただ、保育園・児童館・敬老館があり、税務署といった官公署や練馬で一番賑やかだった商店街も健在です。交通機関も発達した住み易い町だと言われています。
これからも心が通い合う、防犯・防災に強い安全安心の街として更なる発展を期待します。

改めて自助・共助・公助を考えよう
 1923(大正12)年9月11日、11時58分に関東大震災が発生しました。死者・行方不明者が10万5千人と未曾有の災害です。それから今年で100年、地震列島と言われる日本では、いつどこで起きてもおかしくありません。今年は家庭でも、地域・地方自治体・国で震災対策が注視されています。
 関東大震災では焼死者が、阪神大震災では圧死者が、そして東日本大震災では水死者が最も多かった犠牲者です。大都市東京に住む私達は、まず家の中の家具類の転倒・耐震強度が低い建物の倒壊を考えねばなりません。まさに自助で、日頃から我が家を見直さないといけません。次に共助ですが、町会がそれを担うべく存在していると言って過言ではありません。日頃の防災意識の啓発活動、被災した場合の情報収集(安否確認)、近隣の被災者の救出・救護活動、避難した場合の避難拠点活動等、考えられることは多々あります。パニックにならず、有効な活動をするためには、日頃の訓練が大事です。まさに「備えあれば憂いなし」です。それも1回やったから大丈夫等と考えずに、何度でも繰り返し防災訓練に参加して、誰もが防災リーダーになるつもりで、町会・避難拠点・自治体が行う訓練に積極的にご参加ください。


 当町会へ入会ご希望の方、及び当町会についてのご意見は下記にご連絡ください。
  住所:〒176-0006 練馬区栄町46-20 (栄町会館)
  電話:03-3991-3721 (山本会長)

 
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